Roof painting屋根塗装について
屋根は建物の最も高いところにあるため、紫外線や風雨の影響も一番受けやすく、外壁よりも劣化が早い箇所です。
屋根の塗装には外壁と同様に建物の美観の他に、塗装の膜によって表面を保護する大切な役割があります。塗料には種類によって寿命(耐用年数)が決まっており、それを過ぎると防水性などの機能が劣化し、雨や紫外線の影響を屋根材が直接受けてしまいます。もし雨水が建物内部に浸食してしまうと、家の内部の腐食や雨漏りの原因にもなります。
普段なかなか目に触れる機会がないためついつい忘れがちですが、屋根にもメンテナンスが必要です。5~10年に一度メンテンスが必要と言われています。最低でも新築から10年経過したら一度現状の診断を受けてみてください。
塗料による耐用年数の違い
屋根塗料にもさまざまな種類があり、使用する塗料によって耐用年数(寿命)が異なってきます。屋根は外壁よりも劣化が進みやすいのでより耐用年数の高い塗料を使用するのが一般的です。以下は主に屋根に使用する塗料の、種類による一般的な耐用年数です。
※年数はあくまでもメーカー既定の目安です。海沿いなどお住まいの環境などによって異なります。
- 塗料の種類
- 塗料の説明
- 耐用年数
- シリコン塗料
- シリコン系・アクリルシリコン系の合成樹脂を主成分とした塗料です。撥水性、防汚性、耐熱性などの機能が標準以上ながら価格とのバランスがよく、現在外壁塗装で最も一般的に使用されています。
- 7~10年
- フッ素塗料
- 蛍石を原料としたフッ素樹脂を配合した塗料。汚れを弾き、酸性雨に強く、汚れが付着しづらく、紫外線に強いという特徴があります。短期スパンでの塗り替えがむつかしい大型施設で使用されることが多いです。
- 15年~
- ラジカル塗料
- 「ラジカル」とは、塗料に紫外線があたることで発生する塗料の劣化因子のことです。その劣化因子の発生を抑制する「ラジカル制御型酸化チタン」を使用した塗料。ハイブリット塗料とも呼ばれます。シリコン塗料より高価ですがその分高い耐久性を備えています。
- 10~15年
- 遮熱塗料
- 太陽光に含まれる紫外線を反射する成分を含む顔料を屋根に塗ることで熱の原因となる紫外線を反射し、室内の温度上昇を抑えます。
※遮熱は屋根の色も重大な要素です。より明度の高い方が遮熱効果は高くなり、白色がもっとも光を反射するため遮熱効果は最大になります。白には汚れやすい、目立つというデメリットもありますが、例えば明度の高い暖色系や、黒よりはグレーを選ぶなど、遮熱を気にされる方は色選びもご検討されてみてください。 - 10〜15年
屋根材の種類と耐用年数の違い
すべての屋根に塗装が必要なわけではありません。例えば、粘土で作られた日本瓦の場合は不要ですが、スレート(カラーベスト・コロニアル)やガルバリウムなどの金属屋根などでは必要です。下記は現在日本で主流の屋根材の塗装の要不要や一般的な塗装時期です。
- 屋根材の種類
- 屋根材の説明
- 塗り替えの目安
- スレート系屋根材
- スレートはセメントと繊維質を混ぜて作られた屋根材。別名「カラーベスト」「コロニアル」とも呼ばれますがすべて同じ「スレート系屋根材」です。種類が豊富で瓦より軽いため多くの住宅で使用されています。スレート自体には防水性がないため塗装が必要。素材の耐久年数は20~25年
- 7~10年
- 金属屋根
- 現在アルミニウム・亜鉛合金めっき鋼板の「ガルバリウム鋼板」が多く用いられています。耐久性が高く瓦やスレートと比べても軽いのが特長です。素材の耐久年数は30~60年
- 10~15年
- 日本瓦(粘土瓦)
- 粘土を高温で焼成した焼き物の瓦です。表面に塗料処理がされていないため、塗装のメンテナンスは不要。素材の耐久性は高いものの重いというデメリットがあります。素材の耐久年数は50~100年
- 必要なし
屋根塗装の塗り替えのサイン
屋根は普段目に入りにくい場所なため、異変に気付きにくい場所です。実際に雨漏りなどの被害が出てから異常に気付く…という事例が大変多いです。
時々、道路の前などご自宅の屋根が見える場所から無理なく確認をしてみてください。
※屋根に登るのは危険なので避けてください。
屋根材の色あせ

屋根の色褪せは塗膜の劣化が始まっているサインです。すぐに屋根塗装をする必要はありませんが気づかないうちに劣化が進行する可能性がありますので、経過を観察して以上があったら専門家に相談するようにしてください。
苔や藻・カビの発生

苔やカビは湿気を好みますので、塗膜が劣化して防水性が低下しているサインで、色褪せよりも深刻な状態です。
苔やカビが生えるとその部分の水捌けが悪くなってしまうため、原因の特定や除去を検討していただく必要があります。
ひび割れや欠け

屋根に反りやひび割れ、欠けといった症状がある場合、屋根そのものが劣化しています。
そのまま放っておくと隙間から内部に雨水が浸入し、雨漏りの原因となるため、早急にメンテナンスを行うことをオススメします。
おすすめ塗料
塗料は立地条件や現在の外壁の状態などによって何が最適かは変わってきます。岩本建装では、塗装職人のプロの目線から最適な塗料をご提案いたします。
こちらでは、これまで様々な塗装の現場に携わり実際に使用してきた経験から、屋根塗装に自信をもっておすすめできる塗料をご紹介します。
数多くの塗料の特性を理解しているからこそ、お客様へ最適な塗料の提案が可能になります。職人の経験・知識で大きく変わる屋根塗装の塗料選びは、ぜひ岩本建装にお任せください。
高光沢で耐候性高く、ツヤが長持ちする屋根用シリコン塗料
- メーカー
- 関西ペイント
- 塗料名称
- スーパーシリコンルーフ
- 塗料の種類
- シリコン塗料
- 特徴
- 関西ペイントの「スーパーシリコンルーフ」は、「アクリルシリコン樹脂」を原料としています。アクリル樹脂の扱いやすさとシリコン樹脂の耐久性・防汚性の両方の長所を兼ね備えており、一般的に略して「シリコン樹脂」や「シリコン塗料」と呼ばれています。
「スーパーシリコンルーフ」は高光沢で耐候性が高い塗料です。また速乾性があり、塗装後の結露や雨による悪影響を受けにくい塗料です。またカラーバリエーションが豊富なことも特徴です。
上塗りと下塗りの両方に特殊顔料配合で赤外線をWブロック
- メーカー
- 関西ペイント
- 塗料名称
- アレスクール
- 塗料の種類
- 下地材
- 特徴
- 関西ペイントの「アレスクール」は、太陽光の中でもっとも熱に変換されやすい赤外線を反射し、表面温度の上昇を抑えることの出来る遮熱性能を持つ塗料です。
最大の特徴は、下塗り材(プライマー)にも遮熱性能を持つ専用塗料を使用し、上塗り材(トップコート)を透過した一部の赤外線をWブロックすることで高い遮熱性能を発揮します。
その他取り扱い塗料メーカー
経験豊富なプロの目線で外壁の状態を見極め、お客様に最適な塗料をご提案いたします。
ご自宅の屋根塗装で何か不安なことがあれば、点検などどんな小さなことでも構いませんのでお気軽に岩本建装までご相談ください。
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